玩具業界のM&A論点
ホビー・フィギュア事業のM&A
ホビー・フィギュア事業では、版権契約、MG・ロイヤリティ、予約販売、原型・設計データ、ファンコミュニティの継続性が重要です。
買い手が確認するポイント
玩具・ホビー領域では、表面的な売上だけでなく、JAN別の動き、上代と掛率、在庫回転、金型・設計データ、版権・監修、品質資料が安全に引き継げるかが重要です。
- 版権契約、MG、監修フロー、承継可否
- 予約残、発売延期、分納、告知済み商品の管理
- 原型・3Dデータ・製造委託の管理
- イベント販売、SNS、ファン導線
譲渡前に整えたい資料
月次PL、JAN/SKU別売上・粗利、上代・卸掛率、予約残、在庫台帳、金型・原型・3Dデータ、仕入先・製造委託先一覧、主要契約、商標・版権・監修履歴、主要販路別の売上推移を、匿名化できる範囲から整理します。
当センターの進め方
まずは社名、商品名、版元名、取引先名を伏せた状態で、上代帯、SKU数、販路構成、予約残、金型・版権の承継可否を整理します。候補先の関心が見えた段階でNDAを締結し、情報開示範囲を段階的に広げます。
ホビー・フィギュア事業で受け渡す資料
予約から納品までの期間が長い商品では、予約残を売上と同じに扱わず、発売の確度、前受金、工場への支払予定を対応させます。版権と原型・金型の両方が揃うかも確認します。
| 確認する分野 | 資料・契約で確かめること |
|---|---|
| 予約と発売 | 予約数、キャンセル条件、発売延期の履歴、返金負担 |
| 原型・設計 | 原型師との契約、3Dデータ、複製・改変範囲、保管先 |
| 版権・監修 | 対象商品、許諾期間、販売地域、未承認修正、更新条件 |
| 品質とファン対応 | 塗装・組立不良、交換部材、レビュー対応、イベント販売 |
具体的な資料の整え方
初期相談では全ての資料が揃っている必要はありません。分かる範囲と未確認の事項を分け、必要資料一覧を使って優先順位を決めます。制度や契約に関する個別判断は原資料と専門家の確認を踏まえて進めます。
譲渡企業様は、成功報酬まで0円で売却可能性を確認できます。
当センターが譲渡企業様から受領する着手金・中間金・成功報酬は0円。玩具のSKU、在庫、販路、版権契約、製造委託先まで整理します。
